自分が新卒で証券会社に入社してからアセマネへ転職するまでのエピソードをまとめてみました。よろしければご覧ください！
私は新卒で証券会社に入社しました。
なぜ証券会社に入社したかというと、内定をもらった会社の中では一番有名だったからです。正直に言うと、私はあまり真面目に就活に取り組んでいませんでした。大学への進学で上京してきた私にとって、東京という街は何もかもが新鮮で、大学時代は学業そっちのけで友人と遊んでいました。これは就活当時も変わりません。
就活ではインターンなどに参加せず、大手金融なら安泰だろうという浅はかな考えのもと、銀行や証券会社などに応募し続けました。内定をいただいた中で最も有名だと思われる会社が、たまたま証券会社でした。証券会社はブラックなイメージもありましたが、『直接金融の担い手』という言葉になんとなく惹かれたこともあって、入社を決意しました。
入社前は東京勤務を希望していました。友人の多くが東京にいたため、地方へ行くことなどほとんど考えていませんでした。しかし、現実はそこまで甘くなく、当初は東北地方の小規模な支店に配属されました。残念な気持ちにはなりましたが、まあ行ったら行ったで楽しいこともあるだろうし、ずっと地方にいるわけでもないだろうと楽観的に考えていました。
配属先の支店ではリテール営業に従事しました。個人に対して株、債券、投信などありとあらゆる金融商品をセールスしました。また、いずれは本社で働きたいと考えていたため、将来に備えて証券アナリストにもチャレンジしました。しかし、支店には証券アナリストを取得している人も勉強している人もいなかったため、あまりやる気が続かずに途中で断念してしまいました。
そのうち何とかなるだろうと思いながら日々を過ごしているうちに、当時付き合っていた彼女と結婚し、ついに最初の異動を迎えました。
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